トレース-科捜研の男-1話のあらすじ感想!【1月7日】

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事件の結末がなんだか少し虚しかったです。

他の刑事ドラマでは脇役だった科捜研が主役になるドラマはなんだか新鮮で面白いです。真野役の錦戸亮さんの登場シーンもかなりカッコよかったです。このドラマで科捜研が夢になる子供がいたらドラマにも価値があるなと感じます

トレース-科捜研の男-1話のあらすじ

海塚律子(小雪)が沢口ノンナ(新木優子)を科捜研の研究員に紹介していると、警視庁捜査一課の刑事・虎丸良平(船越英一郎)らがやって来ました。

虎丸はイベント会場で犬がくわえてきた切断された左手の鑑定結果を聞きに来たのです。鑑定を担当した真野礼二(錦戸亮)は珪藻と通常の約20倍のマンガンが検出されたことを伝えます。

それを聞いた、虎丸は急いで多摩川に向かおうとしましたが、真野は多摩川を探しても意味がないと言うのです。

しかし、虎丸は自分の操作に口を挟まれたことにイラつき、真野の話を聞かずに去っていきました。すると、真野は鑑定結果から遺体がありそうな場所を予測し、そこに向かったのです。

研究員たちが真野の勝手な行動を非難しているが、律子はそれを受け流します。そして、ノンナにもついていくように指示しました。

向かった先でバラバラになった遺体が見つかったのです。そこには土に埋もれた花も添えてありました。司法解剖の結果、死因は心臓を刃物で刺された失血死でした。

あとDVらしい痕跡もあったのです。そしてそこに、被害者の両親と思われる五十嵐千鶴(森口瑤子)と康信(吹越満)が警察署に訪れて、DNAの結果、被害者は五十嵐美加(菅野莉央)でした。

翌日、虎丸は真野に臨場を要請しに来ました。被害者の美加には婚約者がいたことが発覚したのです。虎丸たちはこの婚約者が怪しいと睨み、殺害現場と予想しているホテルを調べるように指示します。

しかし、調べたところ殺害した形跡は出てきませんでした。そこで、真野が部屋も調べていいかと尋ねると、「その必要はない」と虎丸は言いました。

しかし、真野は言うことを聞かずに調べ始めました。すると、遺体の傍にあった花の成分と同じ成分が床に落ちていて、その成分を運んできたであろう人物のDNAまで検出したのです。

DNAの結果、それは五十嵐千鶴のものでした。さっそく、虎丸は千鶴のもとへ話を聞きに行きます。千鶴は美加に呼ばれたと言い、美加に帰ってくるまで部屋で待っててと伝えられたそうです。

虎丸は嘘をついた千鶴を怪しみ、調べていくと、美加が千鶴を待たせているうちに1人で父親の康信に会いに行っていたことがわかりました。

さらに、隣人から事件当日に女性の悲鳴が聞こえたという証言をもらったのです。虎丸は美加を殺したのが父親の康信だと確信を持っています。

真野と虎丸はまた揉めだし、次の臨場はノンナ1人だけで来いと指示しました。ノンナは五十嵐の家に行き、お風呂場を調べましたがルミノール反応はでませんでした。そして、ノンナは千鶴に事件当日何があったのかを問いただします。

後日、千鶴が警察にやって来て、血痕のついた灰皿を証拠品として提出したのです。その血痕を調べると、美加の血液と一致しました。虎丸は康信を取調べした処、康信は決して殺していないの一点張りでした。

真野は追加で調べたいところがあるといい、マンションの廊下を調べました。すると、ルミノール反応がでた場所がありました。そこから、全ての事件の謎が解き明かされるのです。

康信は確かに、事件当日は美加と口論になって灰皿で殴ってしまいました。

しかし、康信が殺したのでなく、隣人の富田しんご(池田純矢)が遺体をバラバラにした主犯でした。富田は五十嵐家を盗聴していて、そこで美加がDVを受けていることを知ります。

富田も過去にDVの経験があり、美加にシンパシーを感じ始めます。事件当日も殴られた美加を家に連れ込み、僕が守ってあげると言います。しかし、美加が逃げようとしたのを見て、犯行を及んでしまったのです。

最後に真野の過去が少し明らかになりました。それは、幼い真野が家に帰ってきたら家族全員死んでいるという衝撃なシーンでした。

真野はこの過去と向き合って真実に繋がるかけらを見つけることができるのか!?

トレース-科捜研の男-1話の感想

科捜研をメインにしているドラマは『科捜研の女』以外は知らないのですが、トレースは科捜研をカッコよく演出していると思います。

「鑑定結果こそが真実」という真野のセリフにもあるように科捜研の仕事などを最大限にいいように見せています。それがこのトレースらしさ。科捜研の真髄をこのドラマでは見られるはずです。

臨場の際に新木優子さんがナレーションを務めてしっかりと一から説明してくれるのがとてもありがたいです。視聴者目線でもわかりやすくドラマを観ることができます。

やはり、科捜研などは専門的すぎて理解が難しいのでこの丁寧さで視聴率は変わるはずです。新木優子さんの科捜研の服はお似合いでした。科捜研の服を少し着たくもなるように感じました。

船越さんの名演技がゾクゾクしました。昭和の古臭い刑事の役ですが、真野の落ち着いている感じと対立しているからかとてもこの古臭さが味を出しています。

虎丸と真野の対立も今後の見どころの一つです。1話の最後も虎丸は少し真野を見直した感じがします。虎丸は完全に真野を意識しだすのは明白です。次回の対立はどんな感じになるのか楽しみです。

事件の内容はすごく虚しいと感じました。DVを受けていた被害者はDVを受けていた人に殺されてしまうのです。

最後千鶴が言った「彼女は何のために生まれてきたのか」というセリフはそのとおりだと思いました。美加はDVを受けてやっと結婚という幸せな生活が待っていたのに、最後は殺されてしまいます。

本当に可哀想で、同情というより虚しくなりました。その千鶴の言葉に真野は「お母さんを助けるためです」と言いましたが、これを感動しました。なんで真野はここまで遺族に優しくできるのか、遺族に対して優しい言葉を投げかけられるのかと思ってしまいます。この一言だけで千鶴は救われたはずです。

事件的に絶対に途中から父親が犯人だろ!!ってみなさん予想したと思います。しかし、父親が犯人だと虎丸が決めつけたのがどうも早すぎたと感じます。

そこで、このまま父親が犯人だとつまらないなと思っていたところ、最後に大どんでん返しでした。まさかの少ししか出演してなかった隣人が犯人で、その狂気っぷりも予想外でした。今後は犯人を考えるのもトレースの見どころです。

かなりストーリーがわかりやすいドラマだと思います。主人公の真野は過去に家族全員の死を目の当たりにしています。今科捜研で働いているのはその家族の死が関係しているのです。

なにかしら闇を抱えているのは間違いありません。研究オタクで周りからは迷惑がられている真野ですが、真野は遺族や事件関係者に対して優しい言葉をかけて、被害者のことを一番考えている人です。それは、刑事が被害者の名前を間違えたときに訂正したときや千鶴に向かって最後に伝えた言葉から推測できます。

真野をそばで見ていたノンナは変な人と感じていたと思いますが、真野の優しさに気づき少しずつ惚れていくのかなと考えられます。

科捜研のドラマですが2018年第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞を取った『アンナチュラル』と比較せざるをえないです。

主人公に闇を抱えている点や刑事が頻繁持出てくる点ではかなりアンナチュラルに似ている気がします。

アンナチュラルは法医学でしたが、科捜研バージョンのアンナチュラルな雰囲気が醸し出されています。今後はもう少しトレースらしさを期待して観たいと思います。

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